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  1. グリーンアジアレポートシリーズ

低投入型稲作のためのひこばえ栽培

https://doi.org/10.34556/gars-j.5
https://doi.org/10.34556/gars-j.5
fc4c7d9c-698b-4920-80f6-523f7b43d056
名前 / ファイル ライセンス アクション
gars-5_ja.pdf gars-5_ja (3.5 MB)
license.icon
gars-5_ja_thumbnail.jpg gars-5_ja_thumbnai (39 KB)
license.icon
Item type 国際農研デフォルトアイテムタイプ(フル)(1)
公開日 2025-06-04
タイトル
タイトル 低投入型稲作のためのひこばえ栽培
言語 ja
作成者 白木, 秀太郎

× 白木, 秀太郎

ORCID 0000-0001-7690-2631

ja 白木, 秀太郎
ISNI 国際農林水産業研究センター 0000000121078171

en Shiraki, S

Search repository
Le, Thi Hoa Sen

× Le, Thi Hoa Sen

ORCID 0000-0001-5799-4331

en Le, Thi Hoa Sen

ja ISNI フエ農林大学 0000000502598170

Search repository
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
権利情報
権利情報Resource https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
権利情報 クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 (CC BY 4.0)
権利情報
権利情報 © 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター (国際農研 (JIRCAS), 2025)
内容記述
内容記述タイプ TableOfContents
内容記述 要旨 : iv
1: 序文 : 1
2: 再生二期作の概要 : 2
2.1: 日本における再生二期作の研究 : 2
2.2: 再生二期作の強みと弱み : 3
2.3: 再生二期作の有用性 : 5
3: 再生イネの生理・形態的特徴 : 7
3.1: 再生イネの成長・収量特性 : 7
3.2: 再生イネの特異な生育相 : 10
3.3: 再生二期米の物性と食感 : 11
4: 再生二期作の栽培技術 : 12
4.1: 品種選定の基本 : 13
4.2: イネの再生力と一期収穫の適期 : 14
4.3: 一期収穫前後の水管理 : 15
4.4: 再生二期作における施肥 : 16
4.5: 多年生品種および早生品種の開発 : 17
5: 今後の研究課題と展開 : 18
5.1: 高い再生力を持つイネ品種の開発 : 18
5.2: イネの栄養繁殖メカニズムの解明 : 18
5.3: 機械収穫による収量損失 : 19
5.4: 病害虫および鳥獣害対策 : 19
5.5: 再生イネ栽培技術の普及とその課題 : 20
5.6: 市場価値および外部性の費用便益分析による経済的実現可能性の向上 : 21
5.7: アジアモンスーン地域への展開 : 21
6: 今後の展望 : 23
著者の貢献について : 24
謝辞 : 24
参考文献 : 24
言語 ja
内容記述
内容記述タイプ Abstract
内容記述 「持続可能な農業」とは、環境保護、経済的安定、社会的責任を重視し、さまざまな農法や技術を活用して、未来の世代にわたって安定した食料生産を目指す農業形態である。人口増加、気候変動、環境問題の進行により、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にはこの農業形態が不可欠であるが、その実現には多くの課題が存在する。国際的な食料市場の不安定化は、小規模農家の収益を不安定にし、持続可能な農業への投資や環境負荷低減の取り組みを妨げる。さらに、気候変動は収量の減少や品質の低下を引き起こし、農業生態系のバランスを崩すリスクを増大させている。

また、アジアモンスーン地域では、農家の高齢化や離農に伴う農業労働力不足が深刻化している。特に日本では、農業従事者の平均年齢が上昇しており、新規就農者の減少が顕著である。農業従事者の減少は技術の普及や農地の適切な維持管理に支障を来す恐れがある。そのため、労働力や資源投入を抑えつつ生産性を向上させる新たな農業技術の開発が求められている。

本レポートは、こうした課題に対応する一例として「水稲再生二期作」に焦点を当て、その特徴とアジアモンスーン地域での研究・普及上の課題を検討することを目的としている。再生二期作は、最初の稲の収穫後に株元から再び生えてくる新芽 (ひこばえ) を利用し、連続して稲を栽培する方法である。この方法は、耕起、代かき、播種、田植えが不要であり、資材や労働力の削減が可能である。また、ひこばえの短い生育期間により、施肥や水管理の負担が軽減される。また、地域によっては洪水期前に収穫できるため、自然災害リスクの低減にも寄与する。

再生二期作の成功には、ひこばえの発生しやすい品種の選定が重要である。また、ひこばえは一期作収穫前から発達を始めるため、一期作の段階からひこばえの生育を考慮した施肥や水管理が効果的である。一方、収穫機械による株の踏み付けがひこばえの発芽率や収量を低下させる問題や、一期作での病害虫の影響が再生二期作にも継続するといった課題も存在する。

それでも、再生二期作は従来の二期作と比較して、労働生産性の向上、環境負荷低減およびコスト削減、さらには水資源の節約や温室効果ガス排出削減といった点で優れている。しかし、現状では中国の一部を除いて普及は進んでいない。普及促進には、農家への技術指導の強化、品種改良、および栽培技術の向上、さらには、地域ごとの農業経営データの分析、損益分岐点の明確化といった取り組みが不可欠である。

これらの取り組みを通じ、再生二期作は特定の条件下で実用的な生産技術としての可能性を高め、持続可能な農業技術としての普及が促進されることが期待される。
言語 ja
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 本報告は、読者の理解の一助として、英語で執筆された次の報告を和訳したものです。詳細な情報や微妙なニュアンスに ついては、原文を参照してください。
Shiraki, S. & Sen, LTH. (2025). Rice ratooning for low-input rice cultivation. Green Asia Report Series, No. 5. Japan International Research Center for Agricultural Sciences (JIRCAS)
言語 ja
出版者
出版者 国際農林水産業研究センター
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws
資源タイプ research report
出版タイプ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
ID登録
ID登録 10.34556/gars-j.5
ID登録タイプ JaLC
関連情報
関連タイプ isPartOf
識別子タイプ URI
関連識別子 https://www.jircas.go.jp/ja/greenasia/report
関連名称 グリーンアジアレポートシリーズ
関連情報
関連タイプ isVersionOf
識別子タイプ DOI
関連識別子 https://doi.org/10.34556/gars-e.5
関連名称 Rice Ratooning for Low-Input Rice Cultivation
関連情報
関連タイプ hasVersion
識別子タイプ URI
関連識別子 https://www.jircas.go.jp/ja/publication/gars-j/5
関連名称 低投入型稲作のためのひこばえ栽培
書誌情報 ja : グリーンアジアレポートシリーズ

巻 5, p. 1-26, 発行日 2025-04-25
助成情報
識別子タイプ Crossref Funder
助成機関識別子 https://doi.org/10.13039/501100009472
助成機関名 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(ja)
研究課題番号URI https://www.jircas.go.jp/ja/greenasia
研究課題番号 a1C5
研究課題名 グリーンアジア(ja)
助成情報
識別子タイプ Crossref Funder
助成機関識別子 https://doi.org/10.13039/501100003993
助成機関名 農林水産省(ja)
研究課題番号URI https://www.affrc.maff.go.jp/kokusaikenkyu/asia-monsoon.html
研究課題名 みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業(ja)
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Ver.1 2025-06-03 06:49:20.253775
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