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アイテム
Ephelis属菌の石垣島における発生および寄主植物との表生関係
https://doi.org/10.34556/0002000211
https://doi.org/10.34556/0002000211e1634170-6680-47ff-8008-9c1b53041fbc
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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jircas_journal8-_49-59 (1.00MB)
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| Item type | 国際農研デフォルトアイテムタイプ（フル）(1) | |||||||||||||||
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| 公開日 | 2024-04-08 | |||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||
| タイトル | Occurrence of an Ephelis Fungus on Ishigaki Island and Observations on its Epiphytic Association with Host Grasses | |||||||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||
| タイトル | Ephelis属菌の石垣島における発生および寄主植物との表生関係 | |||||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||||||
| 作成者 |
CHRISTENSEN, Michael J.
× CHRISTENSEN, Michael J.
× TAKAHASHI, Keiichi
× KOHNO, Katsuyuki
× TSUKIBOSHI, Takao
× KOBAYASHI, Makoto
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| アクセス権 | ||||||||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||||||
| 主題 | ||||||||||||||||
| 主題 | Clavicipitaceae, Ephelis, epiphyte, grasses | |||||||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||
| 内容記述 | Distribution of Ephelis-infected grasses on Ishigaki, and the frequency at which infected plants were present, were observed over a three year period. Sites with infected plants were most commonly wet areas that had been undisturbed for many years. The frequency of infection varied widely between grass species. In three of the fifteen grasses found to be hosts to this fungus, infected plants were present at many sites, while in other species, infected plants were present at only one or two sites. Ephelis infection of three of the grasses was found in only one plant. The number of infected tillers at each site was typically low with apparently a random distribution, and no evidence of spread from sites of infection. Infected plants were characterized by stromata that covered the inflorescence with dense mycelial growth, and in most grasses, by hyphae on the surface of the leaf blades. Infected plants typically showed both infected and Ephelis-free tillers. Examination of infected plants of 10 species revealed that the Ephelis fungus was essentially an epiphyte, with hyphae in vegetative tillers being located on the surface of the stem apex, including primordial leaves. Hyphae on the leaf blades were also apparently confined to epiphytic growth. Possible mechanisms for infection, the ecological and economic significance of Ephelis infection on Ishigaki, and areas for future research are outlined. | |||||||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||
| 内容記述 | Ephelis sp.はバッカク菌科Balansiae族に属する糸状菌の一種である。1997年から1999年の3年間にわたり、石垣島において本菌の分布状況、および個々の草での感染生態を調査した。結果の大要は以下の通りである。 1) 本菌の感染は次に示すイネ科10属15草種において認められた。すなわちパラグラス Brachiaria mutica (Forsk.) Stapf、シマヒゲシバ Chloris barbata Swartz.、ヒメヒゲシバChloris divaricata R. Br.、オキナワミチシバChrysopogon aciculatus (Retz.) Trin.、バミューダグラスCynodon dactylon (L.) Pers.、ジャイアントスターグラスCynodon pletostachyrus(K. Schm.)Pilger、パンゴラグラスDigitaria eriantha Steud.、アキメヒシバ Digitaria violascens Link.、ムラサキノキビErio-chloa procera C. H. Hubb.、チガヤImperata cylindrica(L). Beauv. var. koenigii (Retz.) Durand et Schinz、イトアゼガヤLeptochloa panicea(Retz.)Ohwi、イヌビエPanicum crus-galli, Beauv. var praticola Ohwi、ハイキビPanicum repens L.、スズメノコビエPaspalum scrobiculatum G. Forst、タチスズメノヒエPaspalum urvillei Steud.。 2) 感染植物は長年にわたって不耕起状態にある湿った場所に多くみられた。感染株の頻度は草種によって以下のように大きく異なった。すなわちオキナワミチシバ、アキメヒシバ、スズメノコビエの3草種での感染は島内各所で観察され、特にスズメノコビエでの感染率は高かった。パラグラス、シマヒゲシバ、チガヤは2カ所で確認され、残りの9草種での感染はそれぞれ1カ所のみであった。特にバミューダグラス、ムラサキノキビ、タチスズメノヒエの感染株はそれぞれ1株ずつのみであった。ジャイアントスターグラスを除いて残りの14草種でミイラ穂症状が確認された。なお、ジャイアントスターグラスは日本では開花しない。葉上への感染は13草種で確認され、その病徴は特にパラグラス、ジャイアントスターグラスで著しかった。 3) 子座ははじめ種子を覆う濃い白い菌糸から成り、やがて黒化する。穂の最も下の小枝より下では菌糸の伸長は認められなかった。子座上には多数の細長い分生子が存在するが、子のう殻は観察されなかった。 4) 1999年4月に観察した 10草種のうち8草種で葉上に薗糸が認められた。パラグラスおよびジャイアントスターグラスでの菌糸の生育は特に著しく、発見は容易であった。シマヒゲシバおよびアキメヒシバ葉上での菌糸の生育は悪く、肉眼では観察が困難であった。ヒメヒゲシバおよびチガヤでは葉上での菌糸の生育は認められなかった。最も病徴のはげしいパンゴラグラスおよびジャイアントスターグラスの2草種で葉上の菌糸の分布を観察した。菌糸の発育はほぼ葉上に限られているが、時には葉鞘にもみられた。しかし葉鞘の茎に接する内側には菌糸はまったく観察されなかった。葉上の菌糸は長軸に沿って高密度で存在し、葉表面の菌糸上には多数の細長い分生子が形成されていた。菌糸は葉上に限られ、葉あるいは葉鞘の内部では観察されなかった。本菌に感染した葉は、健全葉に比較してはなはだ短かった。 5) Ephelis感染植物のうち、供試可能な感染茎が得られた9草種について観察した結果、すべての草種で葉原基および茎頂部表面に菌糸が観察された。若い葉身では、まれに菌糸のごく一部が細胞間隙を伸長していた。非感染茎の茎および節内部では菌糸は観察されなかった。 6) Ephelis感染株内には、感染茎と非感染茎が混在していた。匍匐茎型植物であるパラグラスおよびジャイアントスターグラスでは、感染茎は感染部位から第2ないし第3分けつ茎までに限られた。非匍匐型草種では、感染茎は株内にランダムに分布していた。これに対し、パラグラスを例外として感染茎ではすべての葉表面で菌糸が伸長していた。パラグラスでは、感染茎の最も若い葉が上面を厚い菌糸叢に覆われ、第5葉では菌糸がまばらだったが、第1および第2葉では菌糸はまったく観察できなかった。 |
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| 言語 | ja | |||||||||||||||
| 出版者 | ||||||||||||||||
| 出版者 | Japan International Research Center for Agricultural Sciences | |||||||||||||||
| 言語 | ||||||||||||||||
| 言語 | eng | |||||||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||
| 資源タイプ | journal article | |||||||||||||||
| 出版タイプ | ||||||||||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||||||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||||||
| ID登録 | ||||||||||||||||
| ID登録 | 10.34556/0002000211 | |||||||||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | ||||||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | 13407686 | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | ||||||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | AA11030483 | |||||||||||||||
| 書誌情報 |
en : JIRCAS Journal 巻 8, p. 49-59, 発行日 2000-03-01 |
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