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中国北西部の乾燥地トルファンにおける防風林の効果 : 1. 気候改良効果
https://doi.org/10.34556/0002000102
https://doi.org/10.34556/000200010203713098-d74d-4262-b9e3-b36298345289
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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jircas_journal1-_29-38 (1004 KB)
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| Item type | 国際農研デフォルトアイテムタイプ（フル）(1) | |||||||||||||||
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| 公開日 | 2024-02-01 | |||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||
| タイトル | Effects of Forest Windbreaks deployed in Arid Lands, Turpan, Northwest China : 1. Effect on climatic improvement | |||||||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||
| タイトル | 中国北西部の乾燥地トルファンにおける防風林の効果 : 1. 気候改良効果 | |||||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||||||
| 作成者 |
MAKI, Taichi
× MAKI, Taichi
× PAN, Borong
× DU, Mingyuan
× NAKAI, Makoto
× UEMURA, Kenji
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| アクセス権 | ||||||||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||||||
| 主題 | ||||||||||||||||
| 主題 | tamarisk, wind speed, air temperature, surface soil temperature, relative humidity | |||||||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||
| 内容記述 | Meteorological observations relating to the alleviation of the effect of adverse climatic conditions in arid lands were carried out at the Turpan Desert Research Station, Xinjiang located in the northwestern part of China from 1990 to 1992. It was demonstrated that the use of tamarisk forest windbreaks alleviated the adverse effect of wind velocity, and improved the air temperature, surface soil temperature and relative humidity under very dry conditions. The use of two rows of tamarisk windbreaks resulted in the decrease of the wind velocity and in climatic improvement in comparison with the use of a single row of tamarisk windbreak. It is suggested that forest windbreaks could be very effective for the alleviation of adverse climatic conditions in arid lands. | |||||||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||
| 内容記述 | 乾燥・半乾燥地は地球上の全陸地の1/3を占めている。中国の乾燥地面積は130.8万km2で，全国土の13.6％に相当する。近年，中国においては，一方では砂漠が開発され，緑化が進められているが，また一方では砂漠化が急速に進んでおり，結果的には砂漠化が緑化を上回り，大きい間題となっている。砂漠化防止と砂漠の緑化は防風林の造成による気象改良効果によって初めて可能になる。 中国北西部の新疆の中国科学院新疆生物土壌沙漠研究所吐魯番沙漠研究站で，乾燥地において乾燥気象条件の改良効果を評価するために，1990年と1991年に，春季，夏季および秋季，冬季に近い期間に1列のタマリスク防風林を用いて，また春季に2列のタマリスク防風林を用いて気象観測を実施した。得られた結果の主なものは次のとおりである。 1) 中国北西部の乾燥地トルファンにおける気象観測から種々の機能をもった防風林の効果が明らかになった。 2) 細かく密な枝葉を持ったタマリスク防風林による風速の減少と気象改良効果は大きかった。防風林の風下では防風林による整流作用によって気流の乱流と渦領域が小さいために砂の濾過効果が高かった。 3) 防風林による日影や防風林からの蒸散による潜熱の吸収によって気温の上昇はある程度おさえられるが，夏季，日中における防風林近くの風下側では，防風林によって気温が過剰に上昇し，乾燥する，いわゆるマイナスの効果が認められた。 4) 夏季，作物の生育に好適な気象条件となる放射冷却による気温の低下が，夜間，風速の減少領域で観測された。乾燥地圃場の気象改良効果として防風林の葉からの蒸散による水蒸気の増加，すなわち相対湿度の上昇効果が，特に風の弱い時に観測された。 5) 春・秋・冬季においては，作物に対して風速の減少，気温の上昇，湿度の上昇効果は大きく，またマイナスの効果は小さかった。 6) 2列の防風林による減風と気象改良は1列の場合の効果に加算されて，大きくなることが判った。 |
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| 言語 | ja | |||||||||||||||
| 出版者 | ||||||||||||||||
| 出版者 | Japan International Research Center for Agricultural Sciences | |||||||||||||||
| 言語 | ||||||||||||||||
| 言語 | eng | |||||||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||
| 資源タイプ | journal article | |||||||||||||||
| 出版タイプ | ||||||||||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||||||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||||||
| ID登録 | ||||||||||||||||
| ID登録 | 10.34556/0002000102 | |||||||||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | ||||||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | 13407686 | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | ||||||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||||||
| 収録物識別子 | AA11030483 | |||||||||||||||
| 書誌情報 |
en : JIRCAS Journal 巻 1, 号 1, p. 29-38, 発行日 1994-10-01 |
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